サッカーのポジション適正について~ポジション転向は有効なのか?
サッカーのポジション適正について
サッカーのポジションにはどのような種類があるのか?
サッカー選手のポジション適正・転向について考えてみたいと思います。
サッカーというスポーツには大きく4つのポジションがあります。
FW、MF、DF、GKという4つですね。
(細かく分けるといろいろとありますが、ここでは大きく分けておきます。)
サッカーの事をよくご存じの方は読み飛ばしていただいて構わないのですが、
ポジション別の役割は主に以下のようなものですね。
FW: 主に攻撃的な選手。前線の起点となり得点を狙う事が主な役割の選手
MF: 攻撃と守備の両方をこなす必要のある選手。FWとDFの間の選手
DF: 主に守備的な選手。相手チームの攻撃から失点を防ぐ選手。
GK: 自チームのゴールを守る選手。唯一手でボールを触れる選手
サッカー選手のポジションというのは小学校年代の頃の監督やコーチなどから任されていたポジションを何気なくずっと続けているというケースも少なくないと思います。
そして、ある程度の年齢になってくるとコーチや監督が変わったとたんに別のポジションを任せられる事があると思います。
どのような時にポジションを変更する事が有効なのか?
自分の今までやっていたポジションと客観的に見て自分の性格や適性が異なるケースもあるという事もあり得るという事でしょう。
自分でこのポジションをやりたい!という強い気持ちを持っているお子さんであれば意思を尊重してあげればいいと思いますね。
しかし中にはコーチが助言してポジションを変えてあげないと何気なくずっと同じポジションをやっている子供もいるでしょう。
体格面も関係してくるでしょう。
あまり体格に恵まれていない選手がゴールキーパーやセンターバックを本格的に務めるのは難しいでしょうし、スピード、スタミナを有しない選手が本格的にサイドバックを務めるのは現実的に難しいと思われます。
性格的な側面もポジションの適正に関係するでしょう。
例えば大柄な体格を活かして自陣ゴール前での競り合いやハードなプレーを得意としていたディフェンスの選手がいたとします。
そのような選手が少し慎重さに欠けるプレーが多いなどの理由でがセンターフォーワードへのコンバートされ、得点を量産するフォワードの選手へと変貌を遂げるといった事もあるようですね。
フォワードというポジションの特性上、相手の先手を取る動き、相手の裏を取る意外性のある動き、ゴール前へ飛び込む勇気のあるプレーなど、トータルな攻めのマインドを持つ選手であれば向いているでしょう。
ゴン中山こと中山雅史選手は大学時代にセンターバックからセンターフォワードにコンバートされた事で有名ですね。
反対にディフェンスの選手は、もし相手がこう動いたらどうする、ここにパスをしてきたらどうする?などという予測能力が求められ、その状況に応じて安定したプレーを選択しなければならないため、ある程度の慎重さが求められる事でしょう。
最後に
若年層の頃は様々なポジションを経験して、コーチ陣とも相談しながら、自分自身の適正を見極めつつポジションを選択していくといいかもしれません。
若いうちからあまりポジション(ゴールキーパーは少し特殊なので対象外ですが)にこだわり過ぎると視野の狭いプレーヤーになりかねないため、何事にもチャレンジが必要なのではないかと思います。
□
□