近年の高校サッカー選手権で話題を呼んでいるロングスロー問題 皆さんはどう感じられましたか?

ロングスローというある種の特殊技

最近の高校サッカー選手権に出場するチームのほとんどがロングスローを投げる選手を育ててきているような気がしますね。
観戦された皆さんはどのように感じられたでしょうか?
サッカーをあまり見られない方はサッカーって手を使ってボールをあんなに投げてもいいの?と思われたかもしれません。
昔はそれほど話題にならなかったロングスローが最近話題になる背景について考えてみました。

ロングスローがここまで話題になる背景


1回勝負のトーナメント戦であるという事
高校サッカー選手権は負けると即終了である年に1回のトーナメント方式であり、勝ち上がる事で選手や監督、高校サッカー部もかなりの名声を得られる事でしょう。
そのため、勝利に徹したサッカーをする事になり、堅守からカウンター、意表をつくセットプレー、ロングスローで勝利を狙うサッカースタイルのチームが出てくるのはある種やむを得ない点でしょう。
そして近年そのようなチームが勝ち上がる事が多くなって来た事が要因の一つと言えるのではないでしょうか。

プロとは様々な技術レベル、筋力レベルが異なる
高校生年代のサッカーとプロ選手を見比べてみると技術レベルの差はもちろんの事、筋力(パワー)も大きく異なるため、
プロの試合では得点チャンスにはなりそうもないシーンでもディフェンスのクリアが小さかったり、パスを繋げそうなシーンでもボールを蹴りだしたり、ゴールキーパーがハイボールを上手く処理出来なかったりと、ロングスローの方が明らかにチャンスを生み出しやすいという背景もあるのでしょう。

プロの試合では当たり前のようにボールをつないでゴールチャンスを作り出せていますが、高校生年代においてはパスをつないでゴール前へクロスボールを供給するより、上半身の筋力を鍛えて遠くからロングスローを放り込むほうが簡単に得点を奪えてしまうという事もあるのでしょう。

選手育成の観点から年代固有のルールを作ってみてはどうか

高校生とプロの試合では現状でも基本的にルールは同じですが、試合時間はプロの試合時間よりも短かったりと、ルールが異なるところも多少あるのが現状です。
かなり昔のU-17W杯で、スローインを全てキックインにするルールがお試しで適応された事もありますが、筆者としては一つの案としてスローインを相手ペナルティーエリア内で受けてはならないなどという特例ルールを作れば、試合内容が面白くなるかもしれません。

あまり育成年代からロングスローのよる攻撃に頼り過ぎてしまうと、選手の技術的な育成面で多少なりとも影響が出てしまわないかが懸念されます。

プロの試合でもロングスローを投げられる選手がいる事はいるのですが、あくまでも一つの攻撃のオプションといったところでしょう。
サッカーの醍醐味はやはり足元でパスをつなぎ、ドリブルをしながらゴールを目指していく。
そのような得点の狙い方を観ている人も求めているでしょう。


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