第99回高校サッカー選手権 10年前の決勝カード再戦は山梨学院高校2度目の優勝で閉幕。
第99回高校サッカー選手権大会
決勝 山梨学院高校 vs 青森山田高校
年末から開催されている恒例の高校サッカー選手権が終了しましたね。
異例のコロナ渦の中開催された第99回大会の優勝校は山梨学院高校となりました。
おめでとうございます。
1回戦から圧倒的な強さで勝ち上がってきた青森山田高校と対照的に堅守から接戦やPk戦で繰り返し勝利を勝ち取ってきた山梨学院高校の一戦。
決勝戦の戦いも両チームのカラーが色濃く出た試合展開となりましたね。
ゴールキーパー、センターバックを中心に強固な守備ブロックを形成する山梨学院高校に対して、青森山田高校は両ワイドにポジションを取った選手を起点に徹底的にサイドからの攻撃を仕掛けます。
お互いのチームが特徴を出し合い2点ずつ取り合い、PK戦までもつれた好ゲームであったのですが、この試合最も印象に残った選手と言えば、粘り強いディフェンスを続ける守備陣を鼓舞し続けた山梨学院高校のGK熊倉匠選手でしょう。
青森山田高校の強力攻撃陣に対応する自チームのディフェンス陣に対して、途切れる事のないコーチングの声が埼玉スタジアムに響きわたっていましたね。
ハイボールの処理や、シュートの反応も素晴らしかったですが、劣勢な展開になりつつも、クロスボールを何度放り込まれても勇気あるプレーでゴールマウスを死守し続けた姿は観戦する人々に感動を与えた事でしょう。
改めてゴールキーパーというポジションの重要性、声を出し続けチームを鼓舞し続ける事の重要性を感じさせてくれた好ゲームでしたね。
来年の高校サッカーも非常に楽しみです。
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