EURO2020 スペイン代表が粘るスイス代表を振り切り準決勝進出を決める
EURO2020 準々決勝
スペイン代表 vs スイス代表
EURO2020準々決勝の一戦
ここまで粘り強い戦いで勝ち上がってきたスペイン代表とスイス代表。
両チームが持ち味を発揮した戦いはPK戦までもつれスペイン代表が勝利を手にしています。
スペイン代表は前線にサラビア、モラタ、トーレスを起用するフォーメーション、対するスイス代表は前線にブルーノ・エンボロ、セフェロヴィッチ、シュテファン・ツバーを起用するフォーメーションで試合が開始します。
試合は大方の予想通り序盤からスペイン代表がボールを支配し、スイス代表がカウンターを伺う展開でゲームが進みます。
先制点は前半開始8分に右サイドのコーナーキックのこぼれ球を左サイドのジョルディ・アルバがダイレクトで強烈なシュート。
記録上はクリアミスをしたスイス代表のオウンゴールとなりましたが、ジョルディ・アルバの枠を捉えたシュートが生み出したゴールと言っていいのではないでしょうか。
その後はスペイン代表がゲームをコントロールし、スコアが動かない状態が続きます。
スペイン代表ディフェンスラインのアイメリック・ラポルテ、パウ・トーレス、ボランチのブスケツらがボールをキープすると、スペイン代表らしさを感じさせる絶妙なパス交換が多く見られましたね。
特にラポルテに関しては長短の正確で速いパスに加え、時折見せるドリブルでの持ち上がりなど、スペイン代表の攻撃の起点としても非常に効果的なプレーが目立ちました。
試合はその後スペイン代表自陣の連携ミスからスイス代表のMFシャキリに同点ゴールを奪われてPK戦に突入しますが、スイス代表が3人連続でPKを失敗しスペイン代表が勝利を手にしています。
準決勝も非常に楽しみですね。