ジダン、アンリvsロナウド、ロナウジーニョ 2006ドイツワールドカップ準決勝プレイバック
コロナウィルスの影響により各国のリーグ戦が中断となる中ですが、過去のワールドカップの試合を見てみると懐かしくもあり、また若かりし頃のスター選手のプレーぶりを見ることが出来ますね。
いくつかの好ゲームをご紹介していきたいと思います。
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2006ドイツワールドカップ準決勝
スターメンバーが揃った両チームの戦いとなったドイツワールドカップの準決勝。
フランス代表vsブラジル代表の一戦。
現在はレアルマドリードの監督として存在感を発揮するフランス代表ジダンの最後のワールドカップでした。
フランス代表はジダンを中心にアンリ、マルダ、リベリーを前線に。そしてボランチには屈強なビエラとマケレレ。
一方のブラジル代表はロナウドをトップに、ロナウジーニョ、カカ、ジュニーニョが中盤を作る布陣。
ブラジル代表の両サイドバックにはロベルトカルロスとカフーが先発し、一時代を築いたほぼベストメンバーと言えるでしょう。
結果はご存知の方も多くいらっしゃるとは思いますが接戦の末にフランスの勝利となりましたね。
フランス代表のビエラ、マケレレの両ボランチがロナウジーニョ、カカの動き、前線への配球を上手く防ぎ、ジダンには攻撃に専念してチャンスを伺う。
そのような戦略が功をそうし、フランスが数少ない決定機をものにした。
そのような試合でしょうか。
お互いのディフェンスラインが非常に強固で組織的であるため、両チームのオフェンスのスター選手達も自分のクラブでプレーするような華麗なプレーをそれほどさせてもらえなかったような感じですね。
ブラジル代表ロナウド、フランス代表アンリの両フォワードも持ち味の突破力をそれほど発揮出来ないようなゲームではありました。
その中でもジダンに関しては落ち着いたボールキープから幾度もチャンスを生み出し、ゲームをコントロールしていた辺りはさすがと言えるでしょう。
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