ゴールが奪えないバルセロナ パワープレーによるロナウド・アラウホの同点ゴールにより辛くも勝ち点1を獲得
リーガエスパニョーラ 2021-2022
バルセロナ vs グラナダ
リーガエスパニョーラ 第5節
まるでプレミアリーグの中堅クラブ同士のゲームを見ているような試合展開でしたね。
バルセロナのホームで行われたグラナダとの一戦
昨シーズンの主力選手の移籍や負傷者が続出している事もあり、フレッシュな先発メンバーでのゲームとなりました。
前線にはコウチーニョ、メンフィス・デパイ、ユスフ・デミルを起用し試合が開始します。
試合開始早々にグラナダのコーナーキックのこぼれ球から左サイドを崩され、グラナダが鋭いクロスボールから先制ゴールを決めます。
その後はバルセロナが徐々にゲームを支配するものの、ゴール前で決定的チャンスを作れない展開が続きます。
先発したコウチーニョやユスフ・デミルもアピールに繋がる好プレーはそれほど多くはありませんでしたね。
アグエロ、ブライトバイテ、ファティ、デンベレなどの負傷者を多数抱える事もあり、終盤にかけてディフェンスメンバーのピケ、ロナウド・アラウホを前線に投入するなど、通常のリーグ戦では考えられないようなパワープレーを仕掛けていきます。
その策が功を奏した形となり、アラウホが豪快なヘディングシュートで同点に追いつくものの、見ているバルセロナサポーターにとっては不甲斐ないドローと言えるのではないでしょうか。
例年攻撃的なサッカーで観衆を魅了するバルセロナ。
今節のようなゲームでは1失点はやむを得ないとし、2点以上を奪えない攻撃陣に何らかの策が必要になるでしょう。
メッシ依存から脱却するためにも、若手選手の奮起に期待したいですね。
次節も非常に楽しみです。