2020リーガ伝統の一戦はクロースの絶妙なパスからヴィニシウスのゴールによりレアルマドリードがバルセロナを下す。
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レアルマドリード-バルセロナ
リーガエスパニョーラ第26節
レアルマドリードがホームサンチャゴベルナベウにバルセロナを迎えた伝統の一戦。
ホームのレアルはセンターフォワードにベンゼマ、両ウィングにヴィニシウスとバルベルデを配置するフォーメーション。
対するバルセロナはグリーズマン、メッシのツートップ、オフェンシブハーフにフレンキーデヨングとビダルを配置するフォーメーションでしょうか。
試合は前半からアウェーのバルセロナがテンポの良いパス回しでレアルゴールに迫ります。メッシ、グリーズマンがボールをキープし、背後に生まれたスペースをビダルやアルトゥールなどが上手く飛び出しながらチャンスを演出します。
前半には幾度となく決定機を迎えますが、あと一歩のところでゴールを奪えず前半はドローで試合が終了します。
後半は一転してレアルが攻勢に。
イスコがペナルティーエリア外から絶妙なミドルシュートを放つなど、徐々にバルセロナゴールを脅かすようになります。
この試合の印象的なプレーはやはり先制点につながるクロースのパスでしょうか。
左サイドでヴィニシウスがキープしたボールを一度クロースに戻します。
ボールを受けたクロースは一度身体を開き逆サイドに展開する動きを見せますが、視界にはヴィニシウスの前方スペースが見えていたようですね。
ヴィニシウスのマーカーについていたバルセロナの新加入WGブライトバイテのポジショニングが甘かった事もあるのですが、その隙を見逃さなかったクロースのパスはさすがと言えるでしょう。
よく見るとクロースがボールをキープしながら手でヴィニシウスにもう一度動き出し直すような指示を出しているあたりが落ち着きを感じさせてくれます。
その後交代で入ったドミニカ代表のFWマリアーノが追加点を決め、2-0で勝利を手にしたレアルマドリード。
強力なフォワード陣が目立ちがちなレアルマドリードですが、イスコ、クロース、カゼミーロなどの中盤の選手の何気ないシンプルなプレーにセンスを感じた試合でしたね。
コロナウィルスの影響でリーガエスパニョーラの今後の展開がまったく読めませんが、優勝争いは今年も混沌としそうですね。
ゲームハイライト
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