Vファーレン長崎の今シーズンの戦略・フォーメーションを読む

2018年シーズン

来期のJ1に初登場するチームがある。
V・ファーレン長崎である。久々にJ1初昇格チームが誕生し、新たな風が吹き込まれるのではないかと今からへ今季のJリードが非常に楽しみな状況だ。

V・ファーレン長崎はJ2に加入してから5年しか経過していないチームであるのだが、J2の並み居る古豪チームを抑え、見事リーグ2位の成績でJ1昇格を勝ち取っている。
クラブの歴史や、営業収入面などのクラブ総合力から考えると、昇格を決めたのは称賛に値するといってもいいだろう。

ここでその原動力を分析すると共に、来季の戦略・展望を考えてみようと思う。

まずはチーム背景を考えてみたいが、母体となったクラブは地元の国見FCともう一つの街クラブであり、現在のチームアドバイザーには国見高校で全国制覇を何度も達成し黄金期を築いた小嶺氏が就任しているのだ。
現在の監督は小嶺氏の教え子であり国見高校出身の元日本代表フォワードの高木琢也監督である。
現場での意志疎通は問題無いだろうと思われる。

クラブオーナーは長崎県佐世保市に本社を構えるジャパネットタカタであり、クラブの営業収入は7億円程度と他のJ2クラブ平均よりも少ないものの、オーナー会社の資金力を考えると経済面の問題は当面無さそうな気配である。
これら長崎に思い入れの強い面々が尽力した結果、チームのJ1昇格につながったと考えてもおかしくないだろう。

続いて今季の移籍情報を整理してみよう。

IN
名倉 巧  MF ← FC琉球 19歳
ベン ハロラン MF ← 1.FCハイデンハイム 25歳
中原 彰吾 MF ← 北海道コンサドーレ札幌 23歳
中村 北斗 DF ← アビスパ福岡 32歳
徳重 健太 GK ← ヴィッセル神戸 33歳
黒木 聖仁 MF ← ヴァンフォーレ甲府 28歳
鈴木 武蔵 FW ← アルビレックス新潟 23歳
米田 隼也 MF ← 順天堂大学 22歳
新里 涼  MF ← 順天堂大学 22歳
本多 琢人 DF ← 東海学園大学 22歳
徳永 悠平 DF ← FC東京 34歳

OUT
三浦 雄也 GK → 引退 28歳
宮本 航汰 MF → 清水エスパルス 21歳
養父 雄仁 MF → 藤枝MYFC 33歳
林田 隆介 MF → ヴェルスパ大分 18歳
ソン ヨンミン GK → カマタマーレ讃岐 22歳
ミゲル パジャルド MF → 未定 31歳
丸岡 満 MF → セレッソ大阪 22歳
村上 佑介 DF → 引退 33歳
古部 健太 MF → 未定 32歳

今季はFC東京から国見高校OBの徳永悠平、アビスパ福岡から同じく国見OBの中村北斗、ヴィッセル神戸から国見OBの徳重健太が加入する事になっており、小嶺アドバイザーやオーナーの頭の中には、今後J1で資金力をつけて今までは獲得出来なかった国見高OBのさらなる実力者など、J1で戦える即戦力を多数獲得したいと考えているのではないだろうか。

2018年の主なフォーメーション

 
FW     ファンマ
     (鈴木)
MF   幸野   ベン
       (澤田)
 中村        飯尾
   島田   前田
  (碓井)
DF  田上  高杉  徳永
      (乾)
GK     徳重

昨季は堅い守備からセットプレーで得点を積み上げ、勝ち切るという戦い方が非常に多かったV・ファーレン長崎であるが、J1でもその戦い方を継続していく事になるのであろうか。
来季初めてJ1を戦う事になる今後の長崎のフロント戦略からも目が離せそうにない。




Jリーグ各チームの移籍情報・フォーメーションのご紹介

北海道エリア
コンサドーレ札幌
東北エリア
ベガルタ仙台|モンテディオ山形
関東エリア
鹿島アントラーズ|柏レイソル|ジェフ・ユナイテッド千葉|浦和レッズ|大宮アルディージャ|FC東京|東京ヴェルディ|川崎フロンターレ|横浜Fマリノス|横浜FC|湘南ベルマーレ
北信越・東海エリア
アルビレックス新潟|松本山雅FC|ヴァンフォーレ甲府|清水エスパルス|ジュビロ磐田|名古屋グランパス
関西エリア
ガンバ大阪|セレッソ大阪|京都サンガ|ヴィッセル神戸
中国エリア
サンフレッチェ広島|ファジアーノ岡山|レノファ山口
四国エリア
愛媛FC|徳島ヴォルティス
九州エリア
アビスパ福岡|サガン鳥栖|V・ファーレン長崎|ロアッソ熊本


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