第100回全国高校サッカー選手権大会決勝 青森山田高校3回目の制覇にて閉幕
第100回全国高校サッカー選手権大会 決勝戦
青森山田高校 vs 大津高校
第100回の記念大会となった高校サッカー選手権
舞台を久々の国立競技場に移しての決勝戦は非常に白熱した一戦となりましたね。
試合は3度目の優勝を狙う青森山田高校が初優勝を狙う大津高校を破り優勝を決めています。
両校共に高校生年代最高峰のリーグであるプレミアリーグ(EAST、WEST)に所属する高校という事もあり、もう少し接戦になるかもと思っていましたが、結果は予想外な大差(4-0)となりましたね。
来年度FC東京に加入するMF松木玖生を中心にゲームを支配する青森山田高校がじりじりと大津高校を押し込み、得点を積み上げていく展開となりました。
その中でも一番大きな差として感じたのは青森山田高校のサッカーには局面での強さがあったという事でしょうか。
こぼれ球をマイボールにするための攻防やゴール前での攻防などで、勝負への強い執念を感じさせられたゲームでもありましたね。
高校生のゲームで考えると若干ラフプレーに感じられる場面もあったのは事実ですが、プロのゲームでの判定基準ではファイルになりそうもないシーンでもあり、主審の判断も多少難しかったところもあるのではないでしょうか。
敗れた大津高校に関しては、今までも日本を代表する選手を数多く輩出しながらも、選手権制覇には至っていませんでしたが、公立高校ながら初の決勝進出というのは立派な成績と言えるのではないでしょうか。
来年以降に優勝旗を熊本に持ち帰れるように頑張って欲しいですね。
次年度の高校サッカー選手権も非常に楽しみです。