第101回高校サッカー選手権 激闘の末に岡山学芸館高校が岡山県勢初制覇を果たす
第101回高校サッカー選手権決勝
国立競技場で開催された東山高校(京都府代表)対 岡山学芸館高校(岡山県代表)の一戦
どちらが勝っても初優勝となる決勝戦は熱い一戦となりましたね。
試合の結果は3−1で岡山学芸館が勝利し、岡山県勢として初の選手権制覇を果たしています。
岡山学芸館高校は大会前から注目を集めるようなスター選手こそ不在でしたが、チームメンバー全員の基礎技術の高さ、フィジカルの強さ、局面での粘り強さ、劣勢でも最後まで諦めないメンタルの強さ、スター選手がいないからこそ、特定の選手に依存しないようなチームの固い結束力が感じられた素晴らしいチームだったように感じますね。
その中でも特にゴールキーパーの存在感が大会を通じて際立っていたのではないでしょうか。
準決勝などのPK戦での活躍もそうですが、ハイボールに対する安定感、カウンターに繋がるフィードの正確性、ビルドアップへの参加など、2年生とは思えないほど落ち着いた素晴らしいプレーを随所で見せてくれていたように思います。
大会を通じて高校サッカー界に新しい風をもたらした岡山学芸館高校サッカー部
優勝おめでとうございます。
これから始まる2023年の高校サッカーはどのようなドラマが待っているのか、非常に楽しみですね。