UEFAネーションズリーグ新設から始まるサッカー国際大会改革の予感

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UEFAネーションズリーグとは何なのか?

先日ニュースでも話題に挙がりましたが、UEFAネーションズリーグという新しいサッカーの国際大会が新設される事になりました。
ヨーロッパ諸国の新たな枠組みのサッカーリーグ戦の事ですね。

参加54ヶ国を4つのカテゴリーに分けた上でホーム&アウェイのリーグ戦を戦い、優勝争いやリーグの昇降格争いをしていくという仕組みです。

組み分け

Aリーグ

グループ1:ドイツ、フランス、オランダ
グループ2:ベルギー、スイス、アイスランド
グループ3:ポルトガル、イタリア、ポーランド
グループ4:スペイン、イングランド、クロアチア

リーグ

グループ1:スロバキア、ウクライナ、チェコ
グループ2:ロシア、スウェーデン、トルコ
グループ3:オーストリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、北アイルランド
グループ4:ウェールズ、アイルランド、デンマーク

Cリーグ

グループ1:スコットランド、アルバニア、イスラエル
グループ2:エストニア、フィンランド、ギリシャ、ハンガリー
グループ3:スロベニア、ノルウェー、ブルガリア、キプロス
グループ4:ルーマニア、セルビア、モンテネグロ、リトアニア

Dリーグ

グループ1:アンドラ、カザフスタン、ラトビア、ジョージア
グループ2:サンマリノ、モルドバ、ルクセンブルク、ベラルーシ
グループ3:コソボ、マルタ、フェロー諸島、アゼルバイジャン
グループ4:ジブラルタル、リヒテンシュタイン、アルメニア、マケドニア
 

今後の展開はどうなる?

盛り上がりに欠ける親善試合からより白熱した公式戦への転換という、ヨーロッパ諸国が協議の上で新たに導入した仕組みだと思われますが、成功すれば現在のクラブチャンピオンズリーグのように、南米やアジアなどの世界各地域に波及していくであろうと思われる大会です。

国際ランキングにより4つに分けられた各カテゴリーの優勝チームにはEURO出場権が与えられるなど、EUROとの関連もある大会であり今後どのような盛り上がりを見せるか注目を集める事になるでしょう。

筆者が考えるに、この大会を運営した上でその成果を検証し、成功だと判断された場合には現在4年に一度に開催されているワールドカップの運営が見直される可能性もあるのではと予想します。

1ヵ月間の短期決戦である現在のワールドカップは選手の負荷も相当高くなるであろうし、UEFAネーションズリーグの方式であれば、基本的にホーム&アウェイの戦いが継続する事になるわけで、開催国問題も解消する事になります。

様々な意味で注目を集める大会になるだろうと思われるUEFAネーションズリーグからも目が離せないですね。

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