高校総体サッカーの運営ルールを変更すべき時期ではないだろうか。
夏の高校総体サッカー。
プレミアリーグ、プリンスリーグが盛り上がってきてはいるものの、高校サッカー部で活動する選手にとっては大きな目標となる大会の一つであることに変わりないでしょう。
一方で現在の大会を戦い抜くのは相当なチーム体力が必要になってきます。現在の大会日程は約10日間の間に最大6試合を行うという異常な過密日程であり、このような大会日程はプロの大会でもまずないでしょう。
夏場の連戦を勝ち抜くために、大会前の期間にはトレーニングもそれ相応の負荷をかけていく必要があるでしょう。
サッカーの技術・戦術の向上に割り当てるべき時間が失われかねない状況とも言えると思います。
不慮の事故に繋がる恐れがないとも言い切れないでしょう。
また夏場の炎天下で行われるサッカーの真剣勝負は体力を非常に消費し、連戦となった場合は本来の力を発揮出来ない場合もあるのではないでしょうか。
高校総体は当然ながらサッカーだけ行われている大会ではないので、独自の日程を組むことはなかなか難しいのではと思います。
そこで筆者が提案したいのが、試合開始時間を大きくずらすということです。
午前中昼近くの試合開始や昼の2時頃の試合は日差しが強く、体力を非常に消費するため、大きく時間帯を変えて、夕方開始、また夜間開催としてみてはいかがでしょうか。
近年のサッカー場の多くが照明が整備されており、夕方開催も現実的なのではと思われます。
試合をする高校生が最高のパフォーマンスを出すために、そろそろ長年続いた大会運営を見直す時期に来ているのではないでしょうか。