中学校サッカー部とクラブチームが連携する指導体制を構築してみてはどうだろうか

サッカー教室

中学校のサッカー部とクラブチームが連携する

クラブチームの外部指導員に指導をしてもらう

中学校の部活動に外部指導員という専門のスポーツ指導をするコーチを受け入れる制度が存在するのは皆さんご存知でしょうか。

現在社会的な問題になっているテーマでもあるのですが、中学校などの学校の先生方の普段の業務負荷が高くなっている事が問題になっています。
またサッカーなどの部活動の指導を専門的に行える教員の数が減ってきているため、外部のコーチを招聘して学校の部活動を指導してもらうといった趣旨のものですね。

学校の教員免許は持っていないのですが、スポーツの専門的な指導が可能な人材が潜在的にたくさんいるのではと考えられます。
人材の適材適所、有効活用を進めていこうといった背景も少し関連しているのではと思われますね。

うってつけの人材としては、クラブチームなどで普段指導をされているような元サッカー選手などでしょう。
普段から自分のチームの指導で忙しくされている方は別として、週1日だけでも指導可能な元サッカー選手などは存在するのではないでしょうか。

理想的なコーチとしてはJリーグチームのジュニアユースを指導しているようなコーチなどに来てもらえると非常に素晴らしいですが、指導者ライセンスを保有してるコーチであれば、街クラブのコーチでも非常にありがたい話ではないでしょうか。

少し昔前まではボランティアでコーチとして中学校の部活動の指導をされていた人は見かけた事があるのですが、現在は学校職員としての位置付けでクラブ活動の指導に対する賃金も発生する仕組みとなっています。
 

 

専門的な指導は週1日・月1回からでもいいのではないか?

実は筆者が育った中学校も月に数回の頻度ではありますが、プロコーチS級ライセンスを保有した方が指導に来てくれていたのを記憶しています。

それまでは普通の理科の先生でもあるサッカー好きの熱心な教員の方がコーチングをされていました。
その指導方法を比較してしまうとプロの指導方法はやはり全く異なる指導方法、練習方法であり、筆者の現在のサッカー観の基礎を教えてくれた方といっても過言ではないと思います。

ウォーミングアップの指導から始まり、動き出しのタイミングや、1対1のトレーニング手法、各選手のポジショニングの指導など、グループで攻める、守るといった基礎的な動きを徹底的に教わった気がしています。

子供達が誤った指導方法により将来の可能性の芽をつぶすことのないように、また日本サッカーの技術力を総合的に高めるという意味でも、クラブチームなどから外部指導員の招聘という選択肢を常に持って頂きたいと考えています。

有名なサッカークラブのスクールに通えるだけのお金に余裕のある家庭のお子さんであればこのような悩みはないのかもしれませんが、部活動だけでしかスポーツを学ぶ機会がない子供達もたくさんいるのが現状です。

そのような子供達に明るい未来を考えさえてあげるためにも、ぜひこのような取り組みを考えて頂きたいと思っています。

地域で活動をされているサッカークラブなども外部指導員の派遣をしているところがかなりあると思いますので、もし興味をもたれた方は外部指導員の導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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