サッカーと勉強の両立の効果とは?文武両道を考える。
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サッカー選手を目指す上で学業は必要なのか?
文武両道という言葉を最近はあまり聞かなくなったような気がします。
最近はスポーツ業界が発展してきているためか、全国のあらゆる学校にアスリートコースなどが設けられていて、スポーツを将来の職業に考えて進学を決める学生も増えてきているからでしょう。
スポーツ関連の職業自体が増えてきているのも要因の一つと言えるかもしれません。
この流れ自体は非常に良い事だと思います。多彩な職業の選択肢が生まれ、子供達の未来も明るくなるでしょう。
ですが筆者としてはごく一部のスーパーなアスリートを除いては、やはり学業にも力を入れながら、スポーツにも力を入れていく。
そのような取り組みが必要になってくるのではと考えています。
(当然ご家庭の教育方針にも関係すると思うので、将来は自分の得意なスポーツだけで職業を考えているというのであれば、この記事の内容は無視して頂いた方が良いかと思います。)
理由としては以下の通りです。
学業が実際のスポーツに役立つこともある
代表的な学習内容は語学でしょう。
英語を聞く、読む、話すという能力を身に付ける事が出来れば、外国籍のチームメンバーとのコミュニケーションを十分にとる事が可能になりますね。
監督やスタッフが外国人の場合は、スタッフなどからも一目置かれるようになり、アスリートとしてのレベルを上げるきっかけに繋がる事になるでしょう。
セカンドキャリアの幅が広がる
一流サッカー選手になり、ある程度の期間サッカー選手としてのプレーを続ける事が出来れば収入面の不安はそれほどないのかもしれません。
しかし、プロサッカー選手という特殊な職業である以上、怪我などの思わぬリスク等もあります。
そのような時に、何らかのビジネスに関わる事が出来る素養をお持ちであれば、違った人生の歩み方も考えられるでしょう。
代表的な職種として、サッカーのコーチ業や学校での監督業などがあります。
サッカーの指導者免許や教員免許などを取得しておくという事はキャリアの選択肢を広げる有効な方法となるでしょう。
時間の使い方を工夫するようになる
サッカーのトレーニングの後に休息をとり、本を読む、短い時間で集中して学習するという習慣を身につければ、最優先で力を入れていきたいサッカーのトレーニングにも集中する事が可能になり、相乗効果を期待する事が出来るのではと考えています。
まとめ
最後になりますが、学生生活を卒業して社会に出れば、おのずと様々な仕事やスポーツでの活動、家庭の仕事などをいろいろな事を並行して進める必要が出てきます。
そのような時に学生時代の経験が生きてくるのではと思います。時間を大切にする習慣があれば、様々な事を同時にこなす術がいつの間にか身についているでしょう。
サッカーのトレーニングの合間に時間を有効活用して様々な学習を進めるという事は様々な意味で非常に効果のある取り組みだと思います。