カウンターからジョレンテ、モラタが計3発。UEFACL2019-20アトレティコマドリードが昨シーズンの王者リバプールを逆転で破りベスト8進出
Contents
リバプール-アトレティコマドリード
UEFACL2019-2020 ROUND 16 第2戦 昨シーズンの王者リバプールのホームで行われたアトレティコマドリードとの一戦
初戦はアトレティコマドリードが1-0と勝利している事もあり、ホームのリバプールが序盤から激しく攻め込む戦いとなりました。
リバプールはサラー、フィルミーノ、マネの3トップを前線に配置するベストなフォーメーション、対するアウェーのアトレティコマドリードはジエゴコスタとジョアンフェリックスの2トップのフォーメーションで挑みます。
ホームのリバプールのシュート数は34本というまさにシュートの嵐状態だったにも関わらず、アトレティコマドリードのGKスロベニア代表 ヤン・オブラクが何度もファインセーブを見せます。
それでも先制をしたのはホームのリバプール。
前半終了間際に右サイドコーナーに走り込んだチェンバレンが絶妙なクロスボールを放り込みます。
そのクロスボールに対してワイナルドゥムがタイミングよくジャンプし、豪快なヘディンシュートを決めます。
このまま両チームチャンスを作るものの、90分では決着がつかずに試合は延長戦へ。
そして延長前半にリバプールのエースであるブラジル代表FWフィルミーノが右サイドからのクロスボールに合わせ2-0とします。
この時点でほとんどのリバプールサポーターは逆転勝利を確信したのかもしれません。
この後試合は信じられない展開へ。
総じてアトレティコマドリードのシメオネ監督の交代策が的中した感じでしょうか。
後半から出場したジョレンテが延長戦で立て続けにカウンターから2ゴールを奪います。
リバプールは前半からのハイプレスが徐々に弱くなり、少し足が止まった感がありますね。
レアルマドリードからアトレティコに加入したジョレンテはミドルレンジからディフェンスライン、ゴールキーパーの位置を確認した上での冷静なシュートを決めています。
非常にクレバーな選手ですね。
リバプールは延長後半に日本代表の南野選手を投入し、再度得点を狙いに行きますが逆にカウンターからモラタにゴールを許し、リバプールにとってはまさかのホームでの敗戦となりました。
試合を通じて、支配率・シュート数などの面では圧倒したリバプールではありましたが、カウンターアタックという戦い方を徹底したアトレティコマドリードの作戦勝ちと言えるでしょう。
ベスト8の戦いも非常に楽しみですね。
ゲームハイライト
□
□